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正真正銘世界NO.1!「Dimitri Vegas&Like Mike」について

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どうも初めまして!!PMFのカズです!!

初めて記事を書かせていただくという事で、今回は僕が一番好きなDJにスポットを当てて書いていきたいと思います。

 

僕が一番好きなDJはDimitri Vegas&Like Mike(ディミトリ ヴェガス アンド ライク マイク)です!
(※以下、ディミトリ。)

世界のEDMファンなら知らない人は居ないと思いますが、日本にはまだまだ知らない人も多いと思います。

でもこれを読んで知ってください笑 絶対に知るべきです!!

なぜならディミトリは、世界中のダンスミュージック関係者とファンからの投票で世界一のDJを決める、DJ Magによる人気企画Top 100 DJsで、最新の2019年に世界一に輝きました。

また、日本や世界中のクラブで、一日に一回は、必ず彼らの曲が流れてると言っても良いほど、有名で乗れる曲が多いです。誰のなんの曲かが分かって踊る方が、クラブが何倍も面白くなるはずです!

これだけで、彼らを知る気になったことでしょう。

 


 

まずは彼らの生い立ちから。

Dimitri Vegas&Like Mikeはその名の通り、ディミトリヴェガスライクマイクという二人組で、ベルギー出身です。

そしてなんと二人は実の兄弟なんです!

兄のディミトリヴェガスは1982年生まれで、本名はディミトリ・シバイオス。
弟のライクマイクは1985年生まれで、本名はマイケル・シバイオスです。

元々は、兄が15歳位でDJを始め、どんどん頭角を現し、2000年代にはスペインのイビサ島の人気クラブでレジデントDJとして活躍していたそうです。そして、兄弟で音楽活動をするきっかけというのが、兄がイビサ島でDJをしていた時に、酔っ払った弟がステージに乱入し、DJを一緒にしたことがきっかけだそうです。驚きですよね。笑

実の兄弟ということもあり、プレイ中の二人の息はピッタリで、何も言わなくても阿吽の呼吸で分かり合っているという印象で、見ていても聞いていてもとても気持ちがいいです。それから長い間、二人で音楽活動に専念します。

きっとたくさんのものを犠牲にし、夢を追いかけたことと思います。

 

2010年、そんな彼らにようやく人生の転機が訪れます。それは、世界3大音楽フェスの一つであり、毎年チケットの応募が殺到し、発売してからも最も早くチケットが売り切れるということでも有名な「Tomorrowland」のホスト(顔役)として登場し、その年の公式テーマソングを担当します。
そこで人気に火が付き、その年初めて、Top 100 DJsで79位にランクインします。

それから2011年、2013年、2014年とTomorrowlandの公式テーマソングを担当し、以来のTop 100 DJs では2012年は38位、2013年は6位、2014年は2位まで上昇します。そして翌年2015年のTop 100 DJsで、遂に1回目の1位に輝きます。

お気づきの人もいるかと思います。一番最初に2019年に1位になったと紹介させていただきましたが、実は2015年に1位になっていたんです。もちろん当時は私も彼らを知りませんでしたから、色々と調べました。

僕なりの考察も含めてこの4年間を振り返りましょう。

 


 

2016年~2018年、では誰がディミトリを抑えて1位になったのか。それは若き天才ともいわれ、EDCJAPANで2年連続のヘッドライナーを務めたことから日本人ファンも凄く多く、また甘いマスクで女性ファンを魅了するMartin Garrix(マーティンギャリックス)」です。(※以下、マーティン。)

 

驚くべきはマーティンの年齢です。なんと1996年生まれの24歳!笑
僕の4つ下です!それで年間に50億円以上も稼ぐんだからDJは夢がありますよね。

 

余談は置いといて、若い分キャリアは浅く、デビューしてからの道のりはうなぎ登りで、1位になる1つの大きなきっかけとなった曲「Animals」は世界のEDM界に衝撃を与えました。

もともとマーティンは8歳の時に(2004年)、オランダ出身の超大物DJ「ティエストがアテネオリンピックでDJする姿を見て、DJを夢見たそうです。そしてマーティンは2018年、平昌で行われたオリンピックの閉会式でDJをし、日本人選手団を含む世界中の人を魅了し、憧れのティエストと同じステージに立ったのです。

 

読んで分かるようにディミトリとマーティンは完全にライバル関係になり、マーティンが1位、ディミトリが2位という状況を3年間続けます。お互いのファンも毎年発表の時は、手に汗を握るようにして見守っていたことと思います。でも、やはりマーティンの壁は高く、このままマーティンがしばらく1位で居続けるのではないかと諦めかけていたディミトリファンも多かったと思います。

 

しかし本人たちは諦めていませんでした。

彼らは2019年になり、どこのフェスでも、必ず1曲目にある曲を掛けるようになりました。

それは未だにリリースされて居ない曲で、We Can’t Loseという曲です。直訳すると「私達は失うわけにはいかない。」という意味です。始まりは弟のライクマイクの歌から入り、ボルテージを上げていき会場全体を包み込み、ぶち上げるという印象の曲です。歌詞にもとても熱い思いが込められています。

DJが歌を歌うのはナンセンスという思いなのか、この曲は今でもリリースされていません。
この先もきっとリリースはされないと思います。(Youtubeで調べると聴けます。リンクも貼っておきます。)

 

あくまでも僕の考察ですが、失ったものを取り戻すために、この曲を必ず1曲目にかける事へこだわり、この年のすべてのプレイに思いを込めたのだと思います。

そして見事、2019年のTop 100 DJsで1位に返り咲いたわけです。毎年10月オランダのアムステルダムで行われる「AMF」というフェスで発表される訳ですが、僕は行くことができずに日本でLive配信を見ていました。発表された瞬間は、震えて涙が滲んだのを今でも覚えています。最高の瞬間でした。

 

この苦悩の三年間を乗り越えた彼らはこの先勢いが止まらないと確信しております。1位になってからも彼ら自身のレーベル 「Smash the House」から毎月のように新曲をリリースし、フェスにも引っ張りだこです。コロナの時期でたくさんのフェスが中止になってしまいましたが、SNSやLIVE配信などで彼らを見る限り、一ミリも止まることなく音楽活動に精進しています。

おそらく2020年も1位になってくれると確信しています。まさにレジェンドですね。

 


 

書いていたらキリがなく、無限に書いてしまうのでまとめます。笑

彼らのことについて一つだけ好きな話をさせてください。

たくさんありますが、マーティンの事を書いたのでマーティンにまつわる彼らの話を最後にしようと思います。

 

ディミトリとマーティンは長年ライバル関係にあり、それはこの先もそうだと思います。しかしディミトリは毎回のプレイで必ず、代表的なマーティンとのコラボ曲Tremorを流します。たくさんの彼らのプレイを見てきましたが、必ずこの曲がセットリストに組み込まれています。クラブに行く人であれば必ず一回は、聞いたことがあるのではないのでしょうか。

ライバルであり、負けたくないと思っている人との曲を何万人もの前で流すということは、自分にとってマイナスになることもある事を意味します。

それでもリリースされてからこの曲を流さなかったことは、僕が知る限り今までに一度もありません。
誰かと戦っているのではなく、自分達との戦いを追求している彼らが僕は大好きです。

常に背負っているものが違うんです。いい話でしょう(^^)

 

長く書いてきましたが、是非「Dimitri Vegas&Like Mike」というDJに興味を持ってみてください。

僕は彼らと出会って本当に人生が変わりました。通勤通学の時や、大事な商談や試験の前、入浴中や勉強中、どんなときでも構わないので、これを読んでくれた人は少しでも2人の曲に耳を傾けてみてください。

自然と体が動いてくると思います。笑

 

長い間お付き合いいただきありがとうございました(^^)

PS 弟のライクマイクはお腹には鯉のタトゥーが入ってるんですよ!実は親日家なんですよ(^^)

KAZU

昔からクラブで音楽を聴きながらお酒を飲むのは好きでしたが、2017年6月に代表のKURIさん達と初めて行った海外フェスで衝撃を受けて、この世界にのめり込みました。遅咲きではありますが、それから海外フェスやクラブ、国内のフェスやクラブに無理矢理でも時間を作ってたくさん行きました。知れば知るほど最高の世界で、新たな人や音楽との出会いがありました。そこで出会う仲間たちは皆同じ方を向いていて、出会う前から仲間だったんじゃないかと思わせてくれるほどでした。大切な何かを犠牲にしてでも追求したいと思ったのは28年生きてきて、これだけです。この場を通じて、一人でも多くの方に良さを伝えていけるように、よりリアルに綴っていければと思っています。たくさん居るPMFの中で、PartyMonsterを命名頂いたのは意外にも3.4番目の古株です!笑どうぞよろしくおねがいします!

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